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香港2010「結局ローカルフードって話!」
年末年始の帰省をやめて
1月の連休に相方と香港へ出かけてみました。
心のふるさと香港へは行くだけで、
なんだか不思議と体に英気が充填される感じ。
今回は初めて訪れて以来の冬の香港。
肌寒さが気持ちよく、町歩きしやすい滞在でした。

毎朝、食に目のない相方セレクトの香港ローカルフードを
梯子して食べる事で一日がスタート。
現地の友達に毎回高い店から庶民の店まで
色々おいしい所へ連れて行ってもらっていますが、
今回食べた黄枝記粥麺店の海老卵まぶし麺は絶品でした。
(そりゃいろんなガイドブックにも取り上げられるよな。)
今度から毎回食べに行きたいぐらい。

午後はいつものように中華系映画DVDと音楽CDを
買いに香港の中野ブロードウェイ/信和中心へ。
今回は年末掃除で現在所持する数にちょっとおののいていたので、
買い物気分もそうヒートアップせずにホッ!
(といっても20本ほどは購入。でパッキングはやはり大変。)

今回のオススメは「永久居留/permanent residence」。
監督が前作(共同監督)の野球映画で評判が良かったので
何も考えず購入したわりには当りでした。
ただしガンガンにBoy Meets Boyな映画な内容で
前半はほぼ色々なシーンで無修正映像が入ります。
そういうのがダメな人にはどうでもいい映画ですが、
後半は心のゆれが眩い仕立てになっていたので
それまでの流れは必要だったりすると思われます。
最近の中華系映画は
インディーズのほうがおもしろいものがあり必見です。
現地ではあまりヒットはしていないみたいですが、
作り手の思いがストレートなぶん熱い感じが伝わります。
やはり現代劇は土地の空気をはからずも伝えてくれるので
一番すきなジャンルです。

そういえば、年末に東中野のポレポレでやっていた
中国インディペンデント映画祭で見た
「好猫/GOOD CATS」という映画がとてもおもしろかったです。
転換のシーンで変なロックミュージカル調になるところは意味不明だけど、
ポエティックな雰囲気で中国映画としては相当斬新。
あっでも舞台劇っぽい仕立てだったのかも。それだと納得。
社会派監督の彼は北京出身だからなのか、
ハードロック仕様な音楽が北京っ子っぽいなぁ〜と勝手に解釈。

という事で話は戻って、香港は3日いれば十分に遊べるので、
行くには今ぐらいの時期が汗もかかないのでいいと思います。
あっでも旧正月(今年は2月の半ば)あたりは一番寒いらしいので要注意。
そして!最新街歩き注意!

愉快犯がビルの上から歩行者めがけて
硫酸のようなものを落とす事件が勃発していて
繁華街の屋根やファサードの無い所は注意が必要です。
昨年から5回ほど有った事で香港市民も神経を尖らせているみたいで
現地の友達にも「街中を歩く時は気をつけて!」と注意されました。
2010/Jan/19 | 旅Trip